アルコ株式会社 採用

ARCフェンス

ARCフェンス

進化を続ける落石防護柵、ARCフェンス
NETIS登録番号CB-020004

ARCフェンスとは

ARCフェンスは、緩衝金具と支柱等の部材をバランスよく配置することで、落石エネルギーを緩衝金具とワイヤロープの摩擦により吸収する100kJ対応の落石防護柵です。

ARCフェンスの特長

◆ARCフェンスは、従来の落石防護柵と比較して、効率よく落石のエネルギーを吸収する構造を備えた落石防護柵です。

◆ARCフェンスの構造は、支柱・ワイヤロープ・金網・柵高保持材・アンカー・緩衝金具で構成され、各部材が軽量であることから、人力施工が可能であるなど施工が簡単です。

◆直接工事費で10万円/m程度から施工可能であり、非常にコストパフォーマンスに優れています。

◆コンクリート基礎を用いないため、基礎工により広範囲にわたって斜面を傷つけることはありません。また、支柱間隔が最大10mと大きいことから、立ち木などの伐採も最小限となり、環境に負荷を与えません。

◆落石によって変形した場合は、滑ったワイヤロープを張り直し、破損した部分の金網を交換するだけで復旧することが可能です。

構造・型式

ARCフェンスは、防護面にのみ金網を有した「Nタイプ」と防護面の金網下部に落石を補足し斜面下に落下させないための機能が追加された「Pタイプ」があります。

図-1 ARCフェンス構造図
ARCフェンス構造模式図

ARCフェンスは実物実験により適用エネルギーを実証しているため、各部材の設計計算は必要としません。実証実験から求めた許容エネルギー(適用エネルギー)を表-1に示します。

表-1 許容エネルギー
ARCフェンス 表-1許容エネルギー

ARCフェンスは、ロープや金網が変形してエネルギーを吸収する機構であることから、保全対象物から離れて設置する必要があります。表-2、表-3の最大変形量を確保するように計画する必要があります。

表-2 Nタイプ設計最大変形量
ARCフェンス 表-2Nタイプ設計最大変形量
表-3 Pタイプ設計最大変形量
ARCフェンス 表-3Pタイプ設計最大変形量
  • 柔構造物工法研究会
  • 斜面の安全・安心研究会
  • ARCフェンス研究会
  • ループフェンス研究会
  • TS落石土砂対策協会
  • 斜面対策研究協会
  • 東海ニューレスプ協会
  • 東海ジオファイバー協会
  • 国土環境緑化協会
  • プレストネット工法協会
  • ハイパワーフェンス協会
  • 亜細亜防災協会
  • ソフィール協会
  • 篠田株式会社
  • PCM工法協会
  • SR工法協会
  • クリーンレーザー工法協会
  • CCM協会
  • 法面土木業協会