1994年 | 土壌を使った汚水処理システムの開発に着手(小野田エー・エル・シー株式会社、太陽工業株式会社、東京大学) |
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1996年 | 土壌を使った浄化槽(オノダ・ソフィール)の認定を取得(単独処理浄化槽) |
2000年 | 小野田エー・エル・シー株式会社からクリオン株式会社に社名変更 |
2002年 | 土壌微生物膜合併処理浄化槽(仮称)の認定を取得 |
2003年 | ソフィール会を設立 |
2011年 | クリオン株式会社からアルコ株式会社へソフィール事業の事業譲渡が行われる |
ソフィール事業の開発経緯は1994年頃、小野田エー・エル・シー株式会社(現クリオン株式会社)と太陽工業株式会社、東京大学農学部が共同開発を行う所まで話が溯ります。
当時、ニイミ式毛管土壌方式やTSS蒸散処理方式などの土壌処理方式が先行して市場投入されており、我々は後発として既存の土壌処理システムの改良版を検討する所から開発に着手しました。東京大学や関係者の努力により、土壌式として初めての高度処理浄化槽が誕生しました。
現在の大臣認定の取得の方法とは難易度や取得の手法などが若干異なるものの、大臣認定取得の難易度は相当なもので、それだけにハイスペックで完成度の高いシステムとなりました。
ソフィールは一般の浄化槽が導入される市街地などはターゲットにしておらず、あくまで高度処理がふさわしい自然地域、観光地などに導入され、北は北海道から南は沖縄県まで実績を築き上げてきました(実績についてはこちらへ)。